≪PTSDの予防法≫

睡眠障害や電車に乗ることもできないといった場合には、一時的に投薬治療をすることもありますが
心理的に保護をして、自然回復を促すことが一番です。
心理的保護というのは、安全、安心、安眠の確保です。

人のカラダには体内時計があり、昼夜サイクルの時間を刻みながらカラダの多くの機能に活動と休息のリズムを与えています。
それを"サーカディアンリズム"といい、ラテン語で"サーカ"は概ね、"ディアン"は1日、つまり昼夜を作る1日のリズムを意味します。
普通、体温が低いときに眠くなり、体温が高い時活動的になります。
体内時計は睡眠と覚醒だけでなく、体温、血圧、ホルモン分泌など様々な生体リズムを調節します。

体内時計の自然のリズムが乱れることによって、気分障害リスクが高まるということが分かっています。
体内時計の乱れ=睡眠の乱れ
睡眠中にトラウマ記憶を弱めることができるということもわかってきました。
体内時計は約25時間周期といわれ地球の1回転24時間周期より約1時間長く、そのままにしておくと睡眠と覚醒のリズムがズレます。
それを防ぐのが「太陽」なのです。
朝、太陽の光を浴びると、目の神経から脳の松果体に信号が送信され、その約14時間後に睡眠ホルモンのメラトニンが分泌され、睡魔が襲ってくる仕組みになっています。(良質な睡眠
太陽の光が体内時計をリセット、正しい生体リズムを刻みます。
が、夜遅く飲んだり食べたり、強い光スマートフォンやパソコン画面など)を浴びたりすると消化器官やその他の臓器は、自分の体内時計を活動時間と勘違いし、脳の体内時計に従わなくなり脳が混乱してしまい、正常なはずの体内リズムが乱れてしまいます。
乱れたリズムを取り戻すには規則正しい生活と良質な睡眠が大切です。

心がけると良いことリスト
①毎朝同じ時間に起き朝陽をたっぷり浴びる
②日中、運動を含め活動的にして睡眠の質を改善
③出来るだけ多くの人と触れ合う(会話をする)
④半身浴でゆっくり入浴する
⑤1日3回規則正しい食事
⑥起床1時間以内に朝食を摂る
⑦夜の過食はNG(就寝3時間前までに終えておく)
⑧深呼吸をする(一日に何度でも)
⑨胸を開くストレッチをゆっくりと行う(左右の肩甲骨を寄せる感じで)
⑩「ありがとう」というような良い言葉を声に出して言う
など…
できそうだと思う事から意識してみてください。